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古熊神社本殿<重要文化財>(ふるくまじんじゃほんでん)

古熊神社本殿<重要文化財>(ふるくまじんじゃほんでん)

概要・特徴

学問の神様として親しまれている本社は応安6年(1373年)に大内弘世が、京都の北野天神を勧請し、山口北野小路に祀ったのが始まりです。その後元和4年(1618年)に毛利秀就がこの地に遷宮したと伝えられています。本殿および拝殿は室町時代に建立されたものを、ここに移築したものです。

本殿内にある宝殿の板に「天文十六年云々」の墨書があるので、本殿の建立もその頃と考えられます。本殿は三間社入母屋造りであることは、仏寺建築の影響を受けたとうかがえます。本殿の正面にある三つの蟇股に、それぞれ松竹梅の彫刻が見られますが、これは我が国で建築の装飾に松竹梅の組合せを取り入れた最も時代の古いものとして有名です。

また、この本殿が市内の他の室町時代の本殿、平清水八幡宮、今八幡宮、八坂神社のものが流造りであるのと異なり、入母屋造りであることは、仏寺建築の影響を受けたもので、社殿が結合式であるとともに、次に来る神社建築様式権現造りの先駆的な社殿といえます。
祭神は菅原道真、配神は福部童子。

詳しくは、コチラ(古熊神社ホームページ)

 
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